外構や庭にせり出した形で設置するエクステリア、それがサンルーム・テラス囲いです。
別名で「ガーデンルーム」と呼ばれるこの部分は、ガラス窓に覆われているスペースで、全方位から開閉できるよう設計されているため、室内に日光を取り入れやすい設備として知られています。
しかし、後から設置できるのか、どのような場面で使用できるのかなど気になる点がいくつかあるでしょう。
この記事では、サンルーム・テラス囲いの基本情報や、後付けのポイント、活躍する場面について詳しく解説します。
サンルーム・テラス囲いとは?
サンルーム・テラス囲いとは、全面ガラス張りで作られた「ガーデンルーム」を指します。設置するだけで外構・庭と室内をつなぎ、開放感のある空間にできるのが特徴です。
住宅の条件次第ではあるものの、全方位からガラス窓を開閉できるよう設計できるため、日光を効率よく取り入れたい家庭に適した空間と言えるでしょう。
ガラス張りで設計されているので、陽の温もりに包まれた住宅となります。年間通して雨風を防げるだけあって幅広い用途で役立つのも嬉しいポイントではないでしょうか。
後付けのポイント
ここからは、サンルーム・テラス囲いの後付けのポイントについて見ていきましょう。
- 設置の目的を確認する
- 設置する階層を確認する
- 建蔽率を確認する
サンルーム・テラス囲いを後付けする場合、まずは設置の目的を確認しましょう。例えば、単に物干しスペースとするのか、テーブルやチェアなど家具を置いて新たなスペースとするのかによって必要なサンルーム・テラス囲いが変わってきます。より快適な空間にするためには目的に合わせて作る必要があるため、注意が必要です。
また、設置する階層を確認しておくことも欠かせません。1階に設置する場合は一定の日陰を確保できる点や出入りしやすい点が魅力なのに対して、2階に設置する場合は風通しに優れている点や日当たりに優れている点が魅力です。どちらにするかは周辺の状況によっても変わるからこそ、慎重な判断が必要となります。
その他、建蔽率を確認することも忘れないようにしましょう。サンルーム・テラス囲いは、敷地内に建てられる建物の面積の割合を指す建蔽率に影響します。建蔽率を超える建物の建設は許可されていないため、自宅の敷地面積については事前に確認しておくことが重要です。
活躍する場面
サンルーム・テラス囲いが活躍する場面は、以下の通りです。
- 時間や天気を気にせず洗濯物を干したい時
- 火山灰・花粉・鳥のフンを避けたい時
- 室内で植物を育てたい時
- 子供を遊ばせたい時
サンルーム・テラス囲いはガラスに覆われているため、時間や天気を気にせず洗濯物を干したい時に活躍します。全体がガラスで囲われているので、火山灰・花粉・鳥のフンを避けたい時にもおすすめです。
室内で植物を育てたい時や子供を遊ばせたい時にも役立つため、設置する価値は十分にあるでしょう。
参考商品:サニージュの商品紹介 | 窓のリフォーム専門メディアMADOPRO
まとめ
サンルーム・テラス囲いは、外構や庭にせり出した形で設置するエクステリアの一種です。厳密には1つの空間そのものを指すため、設置するにはある程度の規模の工事が必要ですが、一度設置すれば様々な用途で使用できます。
洗濯物を干したり植物を育てたり子供を遊ばせたりと、用途は多種多様。導入の仕方によっては新しい空間として使用できるでしょう。もし「新たな部屋を作りたいものの土地が限られている」ということであれば、サンルーム・テラス囲いを設置してみてはいかがでしょうか。